自社ブランドのみを買い付ける「外資系ブランドのバイヤー」

2017年05月18日 14:27


セレクトショップのバイヤーについて、先ほどはご紹介してまいりましたがいかがでしたか。
基本的には皆さんのイメージ道りのお仕事だと思いますが、企業体によってその性質であったり、業務内容が若干異なるということに関しては、意外と知られていない部分も多いと思います。

さて、今度は引き続き外資系ブランドのバイヤーの場合を、一緒にみていきましょう。

自社ブランドの製品を買い付けるのが『外資系バイヤー』の特徴

外資系だと、セレクトショップのバイヤーと何か違うの?と、みなさんは率直な疑問をお持ちになるのではないかなと思いますが、これが結構違うんです。

外資系ブランドのバイヤーの場合は、基本的に自社のブランドの商品を、そのシーズン毎に買い付けをしていきます。
日本の市場に合わせて買い付けをすること自体はセレクトショップのバイヤーと大きな違いがないように思うのですが、購入する仕入れもとが自社ブランドのコレクションからという部分が一番の違いではないでしょうか。

また、マーチャンダイザーとバイヤーを兼任で行うというパターンが多いため、ただバイイングをこなすだけに業務が留まりません。
外資系で自社ブランドのコレクションとなれば、それこそパリコレやNYコレクションなどに赴いて、ショーやプレビューと呼ばれる内覧会を見る事になります。

それらの機会は大手の有名なブランドになれば、年に6回程度行われたりもするのです。
もちろん、行ったり行かなかったりということにはなりませんので、その都度出張ということになります。

買い付けに出張に行った際には、 買い付ける商品の種類、数量、店舗ごとの振り分けを全て考えて、滞在している数日の内にそれらを決定しなければいけない場合が多いので、一度にこなさなければいけないタスク、見ておかなければならない数自体も多いため、外資系ブランドに関して言えばバイイングの出張は極めてハードとなることが多いとされる理由は、こういった所にあるものと思われます。

ただ、フランスやイタリアなどで開催されるような展示会では、ワインやオードブルが来場者に振る舞われるケースもあり、独特の素敵な場を楽しむこともできるのではないでしょうか。

外資系ブランドバイヤーの転職における傾向

ファストファッション系の企業、ハイブランド系の企業によって、近年の日本市場では二極化される傾向が強くなっています。

転職活動で外資系バイヤーを目指すのであれば、どちらを選ぶのかによって、転職活動等の方向性も変えていかなければなりません。
特にバイヤーやマーチャンダイザーを日本において採用するケースが多いのは、ハイブランド系の方がニーズが高いようです。

ただ、求人数が全体的に少ないこと、英語力などの語学力が求められる事、過去の実務経験を求められることから、その門は狭いともされています。


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